お祝いで胡蝶蘭が使用されるのはこんな理由からだった

>

花の持ちは比較的長めで扱いやすい

美しく強い胡蝶蘭

胡蝶蘭は見た目の美しさや可憐な印象から一見、その命の短い印象を持たれるかもしれませんが、そうではありません。
実は胡蝶蘭は大変長生きする植物なのです。
適切な管理の下で育てた胡蝶蘭は、寿命が50年近くも持つことがあります。
デリケートそうに見えますが、大変生命力にあふれた植物なのです。

鉢植えの場合は暖かい場所で定期的に水やりをしていれば、花は3か月近く枯れずに楽しむことが出来ます。
また、ブーケなどで使われる切り花でも2週間程度はキレイな花を楽しむことが可能です。
水をあげる頻度は10日に1回程度。
土が乾いてきたら水やりをあげるなど世話も難しくありません。

基本的に温かい環境で育つ植物なので、温度が一定の場所であること、また直射日光を避けて管理すれば、花が枯れた後でも植物自体はずっとキレイな状態で育てることが出来ます。

季節を問わず手に入る

お祝い事は年中、いろんなシーンで訪れるものです。
例えば花が咲き誇る春ならば、お祝い事で選ぶ花の種類が多いのですが、秋や冬になると咲く花が減ってしまい、お祝い事に選べる花も種類は少なくなるもの。
この点においても、胡蝶蘭はお祝い事に適しています。

胡蝶蘭は年中いつでも取り扱いが可能な花です。
一般的に胡蝶蘭の開花は春ではありますが、胡蝶蘭を含む洋ランの品種は様々なシーンで使われる機会が多いため、需要の高い花としてその生産は盛んに行われています。
寒い秋や冬でも温室栽培が可能となり、通年での流通が可能なのです。

そのため胡蝶蘭は季節を問わず、いつでも準備できます。
どんな季節のお祝い事にも使いやすく、また見た目の印象や扱いやすさがプラスされるため、定番の花として扱われているのです。